「令和2年度事前復興フォーラム ~えひめ事前復興 宇和海沿岸地域から愛媛そして全国へ~」を開催します

2021.03.26

愛媛大学防災情報研究センターでは、平成30年度から愛媛県、宇和海沿岸の5市町(宇和島市、八幡浜市、西予市、伊方町、愛南町)、東京大学復興デザイン研究体と連携して「南海トラフ地震事前復興共同研究」に取り組んできました。本研究がテーマとする「事前復興」とは、自然の脅威がもたらす大災害の危険性に前もって備え、それがいかに大きなものとなっても想定外としないための取り組みです。
南海トラフ地震では、きわめて強い揺れと巨大津波の襲来により、地域に壊滅的な被害を及ぼし、地域の存続の危機すら生じる可能性があります。「事前復興」は、そのような状況に陥ることをできるだけ回避し、迅速かつ適切にまちの復興を成し遂げるため重要な取り組みとなります。
今回のフォーラムでは、事前復興の推進に係る「指針」や「研究活動実績」の紹介、本研究に携わった各構成機関等によるパネディスカッションを通して、3年間の共同研究より提案する“えひめ事前復興”のかたちを宇和海沿岸地域から愛媛そして全国へ発信していきます。