植物工場先端技術シンポジウム【11月30日開催】
2021.11.26
わが国の農業の競争力強化と成長産業化を実現するためにスマート農業技術の社会実装が進められている。農林水産省委託プロジェクト研究「人口知能未来農業創造プロジェクト:AIを活用した栽培・労務管理の最適化技術の開発」(2017~2021年度)では、大規模施設園芸の経営効率化を目的として、植物の生育状態から栽培管理作業量を予測する技術、生育制御や作業者最適配置等により労働時間の平准化と短縮を可能とする技術を開発するとともに、施設園芸におけるオープンイノベーション支援するための栽培・労務管理のオープンデータセットの構築を行っている。本シンポジウムでは、開発を担当した愛媛大学コンソーシアムと農研機構コンソーシアムが一同に会し、これまでの研究開発成果の概略を紹介するとともに、新たに開発した技術の生産現場への早期実装に向けた展望と課題について検討する。